ドライバーの視界をさえぎる油膜というのはつまり「油汚れ」です。
車の排気ガスやアスファルトの路面に浮いた油汚れなどが雨に混ざって車に付着します。その水分が蒸発して残った成分が太陽の熱で化学反応を起こして油膜汚れになります。
また、撥水コート剤やカーワックスはシリコンを使ったものが多く、劣化したシリコンも油膜の原因です。
安全運転のためにも車のガラスに付着した油膜を取り除きましょう。ここではおすすめの車用の油膜落としをご紹介します。
シーシーアイ(CCI)スマートビュー 窓ガラスクリーナー
1本で車のガラスの内側の曇りと外側の油膜を落とす液体スプレーです。
研磨剤が入っていないので、車の外側のガラスには直接スプレーでクリーナーを吹きかけてタオルでサッと拭くだけで洗剤成分が油膜を分解して落とします。
撥水コート前のお手入れにも使えます。
車内のガラスについた手垢やタバコのヤニや油汚れも落とすので、いつでも使えるように車内のトランクに常備しておきたいクリーナーです。
車の内側のガラスをふくときや風の強い日に使うときには、タオルにクリーナーをつけて汚れを拭き取ってください。
オカモト産業(Okamoto Sangyou)油膜取りパッド
水につけてガラス表面を軽くサッとこするだけで、ガラスについた油膜や劣化したコート剤を落とすパッドタイプの油膜取りです。
水はじきがなくなるまで軽くこするだけなので、はじめて油膜取りを使う方におすすめです。1回で使い切るパッドタイプなので後片づけが簡単です。
また研磨剤が入っていないので磨きすぎでガラスの表面が傷つくこともありません。
ピカール(Pikal)グラスターゾル・オート
洗剤成分で汚れを落として、拭き取るときにツヤが出てくるクリーナーです。
車のガラスだけでなくボディにも使えて便利な商品です。研磨剤が入っていないのでガラスに傷がつくことがありません。
まめに手入れをする方なら撥水コートが必要ないくらいに水をはじきます。
価格も安くカー用品店に常備されていることが多く、1973年に発売されて以来のベストセラー商品です。
イチネンケミカルズ(Ichinen Chemicals)超スッキリガラスクリーナー
クリンビューの「超スッキリガラスクリーナー」です。手軽に使える液体スプレータイプ。
油汚れを落とすのが得意な高級アルコール配合で、速乾性があるので拭いた跡が残りにくいです。
車の外側ガラスについた油膜を落として、車の内側ガラスについた手垢やタバコのヤニを落とします。
家庭用ガラスクリーナーとして家の窓や鏡を磨いて除菌もできる万能なアイテムです。
ソフト99(Soft99)窓フクピカ
車のガラスだけでなくダッシュボードなど内装にも使えるシートです。
携帯しておくとちょっとした待ち時間に車内掃除ができます。
フロントガラスについた油膜も車内のガラスのくもりも洗剤成分を拭くんだ特殊シートが汚れをからめ取って落とします。
一般的なシートタイプよりも拭きムラが出にくいですが、クロスで乾拭きするとさらにきれいになります。家庭用のガラスクリーナーとしても使えます。
窓ガラスの汚れが気になったときは拭き取って落としましょう。
このように車用の油膜落としは、用途に合ったものや万能タイプもあります。ストレスなく定期的にお手入れできそうですね。